を目指す!

ミュージカル俳優を目指し始めたきっかけは何ですか。

　ミュージカル俳優を目指い始めたきっかけは高校生の時に見たセリフのない舞台です。その舞台を見て、感動したと同時に『私もこの舞台に立ちたい』という強い気持ちが溢れました。特に憧れを抱いた登場人物はバレエを踊り演技をしており、中学校卒業時までクラシックバレエを習っていた私は強い魅力を感じました。
『私も、憧れのあの舞台に立ちたい』そのために私に何ができるかを考えた時に演技を習うために学校に入ろうと思い立ちました。
DAを選んだ理由は、学校の雰囲気がよかったことと、Wメジャーカリキュラムがあることでした。俳優のことについて勉強したい気持ちに加えて、音楽にかかわる業種にも興味があったので音響・照明の授業にも参加できるカリキュラムが魅力的でした。

卒業後はどのように過ごしていますか。

卒業後は劇団に所属し活動しながら、興味関心をひかれた舞台のオーディションを積極的に受けています。
去年は平均、一か月半から二か月に一回は劇場に立っており、充実した一年となりました。
私自身、本番の緊張感や、照明の隙間から覗くお客様の表情が大好きで、役者が全身で表現するパフォーマンスを一番近くで感じられる舞台という存在も大好きなので、生の舞台に立つ機会をこんなに多く得られていることはとても嬉しく思っています。
そうした、卒業後の活動においては在学中に参加したミュージカル『明日への扉』で得た経験が今も役立っています。
これからもモチベーションは下げず、受けられるオーディションはすべて受けて、日々演技に打ち込んでいきます。

これからの夢を教えてください。

これからも沢山の場数と経験を積んで、実力を上げていきたいと思っています。舞台が好きな気持ちは今もずっと変わらないし、舞台から見えるお客様の表情に私も感動をいただく、そんな舞台をこれからも続けていきたいと思います。
そして、私がこの道を選ぶきっかけとなった憧れの舞台に、あのバレエを踊る役として立つことが、今の私の目標です。私の演技を見た人の心に、何か少しでもプラスの影響を与えられる、そんな俳優になります。

なぜ、大阪ダンス＆アクターズ専門学校にご入学されたのですか。

　私は通っていた高校で大阪ダンス＆アクターズのガイダンスを聞き、興味を持ちました。
もともと声優や俳優のお仕事に興味があったので、オープンキャンパスの参加を決めて、声優のアテレコ体験に参加しました。その際の体験授業や先生・学校の雰囲気など印象がとてもよく、さらに他学科の授業を受けることができるWメジャーカリキュラムに魅かれ、入学を決めました。

学校ではどのように過ごしていますか。

入学後にはWメジャーカリキュラムを利用し、声優・俳優コースの授業に加えて、興味のあった音響の授業も受けていました。
様々な授業を受ける中で特に気に入っている授業が『ヴォイスドラマ』という授業内プロジェクトです。
こちらは、音声のみのドラマを1・2年生が合同で創るプロジェクトです。
以前は学校から出された台本を演じる内容でしたが、今は台本もプロジェクトの参加者が手掛けることとなり、台本制作者がキャスティングにも関わる、より実際の現場に近い実践的な授業になりました。
製作するドラマは前期に2本、後期により発展的なものを1本製作し、出来上がったドラマは本校が制作するラジオ番組「Majiraji」で配信されます。
ドラマの制作中には、先生や先輩から演技のアドバイスを貰い、他の人の演技を間近で見ることができるので、自分と違った演技の仕方や考え方、表現力に触れ、自身の演技の幅を広げる良い刺激になっています。
同じ台本に対してもひとりひとり印象が違うため、初めにはまとまらない印象を受けることもありますが、回数を重ね、意見交換やアドバイスをお互いに繰り返すことで、次第に同じ景色が思い浮かぶ1つのドラマとなってゆきます。　こうしたところにやりがいや演技の魅力を感じ、演じることの楽しさを体感します。 このような実際の現場に近い授業を受けることで、演技力だけでなく台本を書く能力、他の役者とのコミュニケーション能力など、プロとして働く為に必要となるスキルが身につきます。
将来はこうした経験を活かして、目指す事務所で声優として活躍したいと思います。